有名な神戸牛ですが、実は「神戸牛」という名前の牛は存在しません。

神戸と同じ兵庫県のブランド牛である「但馬牛」から厳選された肉だけが神戸牛と呼ばれるのです。

こちらでは、但馬牛がどのように神戸牛になるのか、神戸牛と呼ばれるための厳しい条件についてご紹介いたします。

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日本三大和牛のひとつとして人気の神戸牛ですが、実は「神戸牛」という名称の牛は存在しないのです。では、神戸牛の正体を探ってみましょう。

神戸牛とは、同じ兵庫県の牛「但馬牛」のなかでも選りすぐりものを指します。審査は市場でセリに出される前に行われ、厳しい審査基準が設けられています。このときにはすでに枝肉になっているので、神戸牛は最高級の肉しか存在しないのです。

但馬牛の子牛は兵庫県内の指定された繁殖農家で生まれ、牛の戸籍簿に登録されて生後9ヶ月までは繁殖農家で育てられます。子牛家畜市場に出品されると肥育業者が買い取り、28ヶ月以上の期間大切に育てられます。

枝肉市場で合格した牛は、兵庫県産のブランド牛、但馬牛として売買されます。そのなかから厳しい条件をクリアした牛だけが、神戸牛になることができるのです。

• 未経産、去勢牛
• 霜降りの度合いがNo.6以上
• 可食部分の割合がA・B等級
• 枝肉重量が雌牛：270～499.9kg以下、去勢牛：300～499.9kg以下
• 肉質等級が4以上

上記が神戸牛の条件です。

海外でも神戸牛は有名で、「KOBE BEEF」として主にステーキ肉が人気を集めています。外国人観光客からはお寿司と並ぶほど人気があり、日本を代表する食材であるといえるでしょう。

兵庫県内には数多くの神戸牛専門店がありますが、店舗によって取り扱う神戸牛の基準が異なります。

こちらでは、日本一厳しいといわれている神戸牛の基準について解説いたします。

モーリヤでは良質な神戸牛の提供を行っております。神戸で美味しい神戸牛ステーキを味わうなら、ぜひ神戸ステーキレストランモーリヤをご利用ください。なお、ご利用の際は事前予約がおすすめです。店舗名をご確認のうえ、予約人数やご利用日時、利用目的、お席の種類、ご要望などをご入力ください。

神戸の六甲牧場にいる牛たちを、神戸牛だと思っている方もいらっしゃるでしょう。しかし、六甲牧場の牛は乳牛であり、兵庫県産の但馬牛のなかから厳選された上質な肉が神戸牛なのです。生きている牛に「神戸牛」は存在しません。すでに枝肉になった後で神戸牛として扱われるため、最高級の肉しか存在しないのです。

世界的に人気の神戸牛はどのような流れで神戸牛と呼ばれるようになるのか、さらに美味しくお召し上がりいただくためにも、その定義と基準を知っておくのがおすすめです。

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