良質なタンパク質が含まれている

牛の赤身肉は、様々な食品の中でもタンパク質の含有量がトップクラスです。例えば、赤身サーロインでは100gあたり22gほどのタンパク質が含まれています。

動物性タンパク質は、筋肉・血液・臓器など人間の身体の主成分です。また、体内では作ることができない必須アミノ酸も摂取できます。

カロリーが低い

赤身肉はサシ（脂肪）が少ないため、さっぱりとした味わいです。脂肪が少ない＝低カロリーなので、お肉を食べたいけれどカロリーが気になる…という方におすすめです。

健康志向が高まる今、赤身肉の人気も高まっています。

お肉らしい旨味が感じられる

肉食文化の本場・欧米では、牛肉といえば赤身肉が定番です。噛めば噛むほど、肉らしい濃厚な旨味が感じられるでしょう。

近年は、日本でも赤身肉のおいしさや味わいが評価され始めています。

ミネラルやビタミンが摂取できる

タンパク質以外にも、亜鉛・マグネシウム・ビタミンB群などミネラルやビタミンも豊富に含まれています。

つい不足しがちなミネラルやビタミンは、赤身肉で補いましょう。

1．お肉は常温に戻す

お肉が冷えたまますぐに焼くと、外は焦げて中が冷たくなってしまいうまく焼くことができません。

冷えているお肉は30分ほどかけて常温に戻しましょう。

2．スジを切る

スジがある部位は、生の状態のうちに包丁で切れ目を入れておきます。切るのが難しいときはフォークで筋を刺して繊維を切っておくと、焼き上がったときのスジが気にならなくなるでしょう。

3．形を整える

ステーキは見た目も大切です。手で形や厚みを整えます。フライパンに接する表面と裏面は平らにし、厚みが出るように側面から押し上げましょう。

形や厚みを整えると見た目がよくなるだけでなく、焼き色や火のとおりが均一になり、より美味しいステーキが焼き上がります。

4．塩は焼く直前に振る

ステーキを焼く直前になったら、全体に塩を振ります。お肉に下味をつける目的以外に、塩で表面をコーティングして旨味を閉じ込めるという役割もあるのです。

早く塩を振ってしまうと浸透圧で旨味成分が出てしまうため、必ず焼く直前に塩を振るようにしてください。